デッドニング強化と
ドアの内装 (ドアトリム) をデッドニング

左が大体純正状態のドアトリムです。
すごく薄くて作りが貧弱に感じます。
軽すぎる様にも思えましたので、
こちらも制振していきたいと思います。
実際100hz前後の音では共振していました。

防音材を一旦全て剥がして、
裸にします。
更に寂しくなりました。

作業を進めて行く途中で
一部 (写真で大穴の部分) 
にレザー張りを行うことに
決定しました。

多少でも強度が上がると考えたからです。
また見た目も良くなりますしね。

左がレザーを貼った
ドアの内装の一部です、

結構湾曲していましたが
シワ無く張ることができました。

部分のアップです。

結構いいかんじです。

で、元に戻す際には
先ずグルーガンで仮止めし
後からファイバーパテで接着しておきました。

緑の縁取りがファイバーパテです。

肝心の制振は余っていた
ダイナマットや
レアルシルト、
レジェトレックス、
等を使いました。

この後で最初に着いていた
防音材を貼り付けます。

これで多少はトリムの強度が
上がった気がします。

さらに
防音材を貼り付けて完成です。

見た目は
純正ぜんとしています。

デッドニングはしていましたが、それでも
特定の周波数を鳴らすと、内張りがビビってしまい
音が濁ってしまっていました。

おそらく、サービスホールが大きすぎ
レジェトレックスだけでは
圧が掛かった時にドアが
ボックスの役目を果たしていないと判断しました。
これを解決すべく、
ドアのインナーパネルを強化する事にしました。
で、方法はFRPでの補強です。
写真はまずサービスホールの一部に 

紫外線硬化FRP(フロムシート)を貼った写真です。

使用するのは、以前から使用している、
紫外線硬化FRPのフロムシートです。
貼って、紫外線を当てるだけで
硬化するので非常に手軽です。

適当な大きさにはさみで切って
レジェトレックスの上から貼り付けました。

太陽光でも硬化しますが、
冬季で紫外線も弱いので

例によって、ケミカルライトをピカッと照射します。
効率よく紫外線を出しているようです。
照射距離によりますが
10数分から数時間で完全に硬化します。

硬化した後は、本当に硬くて丈夫です。

まず大丈夫そうですが、
もし振動で剥がれたときには、
またブチルテープで貼りなおす事とします。

レジェトレックスにヤスリがけしてから
フロムシートを貼ったなら
まず絶対に剥がれないと思います。


最初は下側のサービスホールだけに
FRPを使用しようかとおもいましたが、
結局上部の穴も、前に貼っていた
ダイナマットをはがし、
レジェトレックスを貼ってから
FRPで塞ぎました。

上下に大きなサービスホールが開いていましたが
これで完全に塞ぐ事に成功しました。

全面が強化されました。

ご覧のように結局
ドアは、
レジェトレックス+レアルシルト+フロムシートで
フル制振です。

ドアの内張りも補強

で肝心の音ですが、簡単にいうと、
立ち上がり、切れ、共に良くなりました。
低音が更にシャープになった感じです。

ドアのウーハーの仕事が明瞭になって、
ピラーのミッドハイとの繋がりが良くなった気がします、
(といっても調整は難解ですが・・・・・)

切れが良くなった為か、
かなり下の周波数を入力しても、
ウーハーで仕事を担当させている、上限の周波数辺りまで
クリアに聞こえる様になりました。
以前は、これではサブウーハーとのクロスは100hz程度が限度か?という感じでしたが
これでもっと下まで再生できそうです、

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